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「New Heritage Of Real Heavy Metal ll / NHORHM 」
ニュー・ヘリテージ・オブ・リアル・ヘヴィ・メタル 2 / NHORHM(西山瞳、織原良次、橋本学) タワーレコードオンライン ジャズチャート1位 HMVオンライン ジャズチャート2位 ディスクユニオン HR/HMチャート5位 税込定価 : 2,700円(定価2,500円+税) 品番 : APLS1612 レーベル : 発売日 : 2016年12月7日 [メンバー] 西山 瞳 ピアノ、アレンジ、作曲 Hitomi Nishiyama : Piano, Arrange, Compose 織原 良次 フレットレスベース Ryoji Orihara : Fretless bass 橋本 学 ドラムス Manabu Hashimoto : Drums Horn Section (track4,9) トランペット Mitsuru Tanaka : trumpet アルトサックス Takahiro Miyazaki : alto sax テナーサックス Ryosuke Hashizume : tenor sax トロンボーン Masaaki Ikeda : trombone Guest Singer(track4) Tetsuya Kanmuri : vocal [収録曲] 1. Kings Of Metal キングス・オブ・メタル / Manowar マノウォー 2. Speed スピード / Loudness ラウドネス 3. All Over The Nations オール・オーヴァー・ザ・ネイションズ / Helloween ハロウィン 4. Decadence Dance デカダンス・ダンス / Extreme エクストリーム 5. Beyond The Realms Of Death 死の国の彼方に / Judas Priest ジューダス・プリースト 6. Iron Man アイアン・マン / Black Sabbath ブラック・サバス 7. Mystery Of Babylon ミステリー・オブ・バビロン / 西山瞳 8. Over The Hills And Far Away 望郷の果て / Gary Moore ゲイリー・ムーア 9. The Gift Of Music ザ・ギフト・オブ・ミュージック / Dream Theater ドリーム・シアター - Bonus Track - 10. THE ONE ザ・ワン -Live Version- / BABYMETAL ベビーメタル 2016年9月4日、5日 Vorta Studio録音(track10のみ、9/3新宿ピットインにてライヴ録音) ディレクター : 阿部 淳(Apollo Sounds) ライナーノート : 増田 勇一 ジャケットモデル : YUYU(ゆうゆ)from 東京ゲゲゲイ ■推薦コメント 初めて聴いてかっこよくてびっくりした。 SPEEDはアクセント が多い曲だから、演奏する方も楽しいと思うけど、こんなにもJAZZテイストで素敵に生まれ変わるとは。 歌がなくても存分にSPEED感を堪能させてくれる好楽曲に仕上がっていてお勧めです。 待望のジャズメタルカバー第2弾!今回も攻めの選曲に思わず唸る! LOUDNESSの「 SPEED」は全ジャパメタラー必聴! そしてBABYMETALの「THE ONE」で泣くがいい! ■解説 ジャズピアニストとして活動する西山瞳が、自身影響を受けたヘヴィメタルの楽曲をピアノトリオでカバーするというコンセプトで2015年10月に第一弾アルバム『New Heritage Of Real Heavy Metal』がリリース。 作品発表後の反響はたいへん大きく、マーティ・フリードマン、大村孝佳、ANGRA/MEGADETHのキコ・ルーレイロといったギターヒーロー達から賛辞を受け、メタル復権を掲げる人気音楽誌『ヘドバン vol.8』では10ページに渡るロングインタビューが掲載、ナタリー、QETIC、MIKIKIなど音楽サイトに掲載されたインタビューは軒並み高アクセスを連発した。またタワーレコード、HMV、Amazon等各音楽ショップのオンライン売上もジャズカテゴリーで一位を獲得するなど、かつてない異例の注目を集める。 大きな注目を浴びる中でリリースされるセカンドアルバムは、前作では取り上げなかったメタルバンドの楽曲を八曲、そして西山本人の書き下ろしが一曲収録される。またNHK-FMの番組「Session2016」に出演した際に演奏し反響の大きかったBABYMETALの「The One」のカバーはボーナストラックとしてライブバージョンが収録される。 ゲストミュージシャンには田中充(tp)、宮崎隆睦(as)、橋爪亮督(ts)、池田雅明(tb)とジャズ第一線のみならずJ-POPシーンでも活躍する腕利きのホーンセクションが参加、ラージアンサンブルのサウンドがアルバムに彩りを添える。そしてゲストシンガーには日本のメタルシーンを支え熱狂的なファンを持つ冠徹弥(ex.THE 冠)が参加。ラージアンサンブルをバックに強力なハイトーンボーカルが炸裂する。 前作でも大きく話題となったアルバムジャケットモデルには、クリープハイプのMVに出演するなど注目を集める東京ゲゲゲイのメンバーYUYU(ゆうゆ)を起用。 ヘヴィメタルに対する深い愛情と卓越した技倆を持つ西山瞳が作り出した注目作の第二弾、是非お聴きください! ■オンラインショップ、特典 ・先着でタワーレコードオリジナル特典あり、ライヴ音源「Secret Garden (ANGRA)」一曲入りCD-R(店舗、オンライン共通) ・タワーレコード・オンライン限定特典:サイン入りアナザージャケット ※特典終了 先着でディスクユニオンオリジナル特典あり、ライヴ音源「Don’t Let It End (Y.Malmsteen)」一曲入りCD-R ※特典終了 先着でHMVオリジナル特典あり、ライヴ音源「South Of Heaven (Slayer)」一曲入りCD-R ※特典終了 ライヴ会場にてCD購入特典あり。先着順、予約・取置き・問い合せ不可。 ※特典終了 ■レビュー 【Jazz Life 2016年1月号】 「メタルへの愛とジャズのプライドに貫かれたコンテンポラリー・ジャズ」 西山瞳が青春時代に影響を受けたヘヴィ・メタルをカヴァーするユニット”NHORHM”の第2弾。本作には、前作で取り上げていないメタル・バンドの楽曲と西山のオリジナル1曲を収録。前作以上にマニアックな選曲で、ジャズ・ファンで元ネタを全部知っている人はかなり少ないのでは。しかしそれでも大いに楽しめるのが、この作品のポイントだ。今はスタンダードをやらなきゃジャズじゃないなんていう時代ではない。オリジナルで勝負しようが、メタルで勝負しようが、ジャズということに変わりはない。メタルの持つある種の様式美、ギター・リフのキャッチーさは、ジャズの素材として実に魅力的だ。西山はオリジナル楽曲のエッセンスを残しながら見事にジャズにアレンジ。リズミックに生まれ変わった1、ジャパニーズ・メタルの雄ラウドネスの2ではベースとドラムのチェイスをよりジャジーに再現。明るく爽やかな3に驚き、ホーンとヴォーカル入りでゴキゲンにスウィングする4。ブラック・サバスらしい重さにベースとドラムがスリリングに絡み合う6。どの曲も西山のメタル愛に溢れたアレンジと、こじゃれ感ゼロの硬派に突き抜けたハイテンションなサウンド。メタルへのリスペクトと、ジャズ・ミュージシャンとしてのプライドに貫かれた超一級のコンテンポラリー・ジャズだ。ボートラ曲、BABYMETALのカヴァーに胸が熱くなる。 【intoxicate #125】 リリカルな表現とクールな美貌から想像だにしなかったメタル愛が話題を呼んだ西山瞳によるHR/HMのジャズ・カヴァー・プロジェクト、何と第二弾がリリース。決して疑っていたわけではないが彼女はやはり本気だったのだ! 今回もサバスからドリーム・シアターまでヴァラエティに富んだ選曲。そして前作でも管のゲストはあったが今回はホーンセクションを取り入れラージ・アンサンブルを聴かせるという新機軸も収録。単なるメタルのジャズ・カヴァーで終わらせない気概を感じる。何より原曲を知る人はその美しく仕立てられたアレンジに感服し、原曲を知らずとも西山瞳の美しいピアノに息を飲むに違いない。 【ジャズ批評 2017年1月号】 西山瞳率いる「メタルをピアノ・トリオでプロジェクト」第2弾。2015年に出た一作目は大評判となり、メタル専門紙が大きく紹介したりもしたのだが、メタルの楽曲がもつメロディアスな側面やリズム構造のおもしろさを、西山の叙情的な個性を活かしてすくいあげる、というコンセプトは基本的には変わらない。もちろん、原曲のコード進行やリズムは大きく変えていて、「えー、メタル苦手なんだよなー」とおっしゃるジャズ・ファンにこそお薦めなのであります。西山のピアノは勿論、織原良次のフレットレス・ベースも大活躍。今回は2曲にホーン・セクションが加わり、その内の「デカダンス・ダンス」(エクストリームの曲)では冠徹弥が歌っていて、それがほとんどお気楽スウィング・ジャズになっているのが最高。原曲と聴きくらべてみてくださいね。 【ヘドバン vol.12】 NHORHMは、ジャズ・ピアニスト西山瞳が、自信が影響を受けたメタル楽曲をピアノトリオでカヴァーするというコンセプトのもとに始動したプロジェクト。2作目となる本作も「その手があったか!」というアプローチで、メタル原曲の持つ輝きをさらに引き出すことに成功している。HR/HMのド定番曲から隠れた名曲まで、「よくぞこのアーティストのこの曲を取り上げてくれた!」と喝采を送るファンは多いことだろう。メタルという音楽に対する愛と敬意がにじみ出たアレンジセンスにも脱帽。本誌読者にとっては、ボーナストラックとして収録のBABYMETALの「THE ONE」カヴァー(ライヴ・ヴァージョン)が嬉しい。冠徹弥がゲスト参加したEXTREME「Decadence Dance」カヴァーも絶品。 【We ROCK vol.56】 ジャズ・ピアニスト西山瞳によるメタルカヴァー第二弾。メタル漬けの高校時代を過ごしたという彼女が今回選んだのは、マノウォー、ハロウィン、エクストリーム、ジューダス・プリースト、サバスなど。 原曲のキーとなるメロディーは残しつつ、ジャズのボキャブラリーに変換することで、それぞれの楽曲の魅力や本質に触れられる。なかでも印象的だったのは、ラウドネスの「SPEED」。原曲のスピード感と巧妙な展開がリリカルに描かれており、高崎晃本人からも高い評価を受けたそう。メタルファンにはジャズはとっつきにくい印象があるかもしれないが、本作はその垣根を突破ってくれそう。ゲストシンガーには冠徹弥が参加。BABYMETALのTHE ONEも秀逸だ。
by orihararyouji
| 2016-12-07 02:03
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