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Hadrien Feraud×小林修己デュオライブに行ってきました。 アドリアン・フェロー(以下HF)は素晴らしいミュージシャンで超高レベルなインプロバイザーだという確認になりました。 ライブの内容はインストでよく演奏される弩スタンダードのセッションでした。 僕は1m位の至近距離で観ることができました。 HFはすごくメロディックで、フレージングはとにかくインサイド(メロディック・マイナー系のフレージングが多い)、スケールアウトやいい加減な内容は一時もありません。 コードワークもベースで聴くとすごくモダンな印象ですが、楽曲に乗っ取ったすごく基本的なテンションのクリシェで、過激なコードワークなどはありません。 ただ、それらのクオリティ(特に右手の正確なオルタネイト!)が衝撃的に高く、ものすごいものを観ているような印象です(笑)。 スケールをなぞるようなことはなく、脳みそと奏法が完全にリンクしていて隅から隅までアドリブ(一部お得意のフレージングもいくつかありますが)。 右手はとてつもなく速く弾いてもアタックが軽くならない、超高レベルのオルタネイトでトニー奏法(ジャコの右手の奏法)が基本。 長く書きましたがここまではYouTubeなどでも既に確認していたことでした。 今回の収穫は ①右手のミュートに小指を使っていないこと アタックを維持するトニー奏法の場合、低音弦のミュートが肝心になりますが、一般的に多弦ベーシストが多用する親指を寝かせたミュート(セーハミュート)を使用せず、 4.5弦の単体ミュート、3.4弦の薬指ミュートを基本にし、アタックを失わずクリアな低音成分を発音していました。 ②譜面に頼らないで耳でかなりの情報を瞬時にキャッチしていたこと です。
。 いくつかアドリアンがエクササイズ(ウォームアップとも)といって弾いていたものをタブ譜付きでのせます。 Hadrien Feraud Exercises(Warm Up)①② ![]() これをゆっくりから超高速まで毎日5分かけて弾いているそう。 シンプルですがこれを綺麗に速く弾くには右手の確実なオルタネイトとミュートが必須ですね。 Hadrien Feraud Exercises③ ![]() もう一つはBB♭BCBC〜の上昇とCD♭CBCB〜の下降。 以下動画で弾いています。 Hadrien Feraud Exercises④ ![]() 熊ん蜂の飛行のフレーズですね。 これをマイナーブルースなどを想定して弾く、と言っていました。 先のツイートの動画でも弾いています。 Hadrien Feraudのエクササイズ(自選)⑤ 5 ![]() 最近多用してる5 毎回人差し指と中指がひっくり返る高難度のオルタネイト。 これをHFはトップノートを変えたり、3連4連を混ぜたりしてより変態的に弾きますが、今回はかなり進化していました。 これは練習の賜物だと思いますがしっかりトニー奏法を維
by orihararyouji
| 2015-11-11 16:10
| BASS
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