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![]() 4月19日にリリースされたJaco Pastoriusの一部未発表盤「Modern American Music . . . Period! The Criteria Sessions」。 ![]() 詳細 これは事件なんです。 少なくとも一部のジャコ・パストリアスを追究しようとする人間にとっては衝撃の内容となっていました。 といっても1.2.11trに集約されます。 未収録のMicrocosmに関しては本当に残念です。 1. DONNA LEE これは以前ファーストアルバム「JACO PASTORIUS」のプロデューサー、ボビー・コランビーのインタビューのバックで使われていた(この時点でなんという出し惜しみ…)トラックで、Eary Yearsのボックス盤にて既出ではありましたが、フルテイクは初出です。 まず、ジャコ・パストリアスのいくつかの名演、名ソロが作曲(あえて書きソロとは書きません。)であったことは周知でした。 Dona Lee Continuum (Used to be a)Cha Cha Havona(Wether Report) All American Alien Boy(Ian Hunter) がそれにあたります。 それらに対して、 Wether Reportのスタジオ盤、 Pank Jazz(イントロ部のソロ。ジャコ作曲のDaniaのコード進行の引用。) や Port of Entry は当時のライブ盤などから鑑みて、'ネタを仕込んだソロ'であった(上記5曲のような完全作曲ではない)、というのが個人的見解です。 話を今回のリリースのテイクに戻しますが、デモ段階でほぼ完全に作曲されていた、ということです。 ソロは2コーラス、ほとんど同じ内容。 いくつかのフレーズが手直しされていますが、ソロの終わり、A♭からEに転調するくだり、Cm/F7/B♭m/E♭7/G#m/C#7/F#m/B7 も既に考えられている。 しかも、本デモからファーストアルバムレコーディングまでかなり弾き込まれている! 何度も何度も試行錯誤して運指を変え、歌い方を変え、イントネーションを練る作業を丹念にしている。 (そして右手の薬指と小指を用いたミュートをこの時期に集中的に取り組んだのではないか? インタビューではドナ・リーでミュートをするのに何年もかかったと言っていますが、この数ヶ月がジャコの右手ミュートを完成させた時期なのでは?)
それは本デモと本チャンテイクを聴き比べれば歴然です。 これは衝撃です。 2. BALLOON SONG (12-TONE)* こちらも初出。 ジャコと親交が深く、ことあるごとにジャコの曲を取り上げてきたGil Goldsteinの名盤「City of Dreams」には残されたバルーンソングの譜面に記されていないパートがプレイされていました。 これはGilによって手を加えられたものとばかり思っていましたが、本テイクで演奏されています! 3. PANS #1* こちらはセッションですね。 初出。 KURUの原型? 4. HAVONA/CONTINUUM こちらも初出。 メドレー。 5. KURU* 既出テイク。 6. CONTINUUM* 既出テイク。 しかし、このテイクは本当に素晴らしい!! 7. OPUS POCUS (PANS #2)* 既出テイク。 8. TIME LAPSE* 初出。 オリジナルのアセテート盤の曲目にあったジャコ・パストリアスの未発表オリジナル曲。 とてつもなく速い曲ですが、KURU的なリフ曲ですね。 9. BALLOON SONG (12-TONE)(Alternate) 既出。 10. TIME LAPSE (Alternate) 初出。 8trの別テイク。 11. FORGOTTEN LOVE 初出。 言わずと知れたファーストアルバム「JACO PASTORIUS」のクロージング曲。 ローズでのソロ。 これはジャコ・パストリアス本人によるローズ演奏ですね。 ファーストアルバムではジャコはベースを弾かず、ハービー・ハンコックとストリングスをフィーチャーした素晴らしいアレンジですが、このデモの時点でここまで完成されていたとは! 以上レビュー。 ただ、オリジナルのアセテート盤の曲目に書かれていたジャコのオリジナル、Microcosmは未収録。 ![]() この曲のデモテイクは実は数年前にYouTubeにてゲリラ的に既出で(現在は削除されている)他のどの曲と違うムードの演奏で貴重なテイクなはずなのですが、 大々的にこのデモを発売していて収録しないというのはどういう意図か経緯か… 小出しにすることに商売的な意図がないことを願います。 Microcosmはジャコによる初めて書かれた曲として有名でしたが 「Amelia」の登場によってその通説は正しくなかった、と証明されました。 99'リリースのトリビュート盤"For Our Friend"で本デモにも登場するアイラ・サリヴァンバンドで共演していたAlex Darqui(pf) やJohn Patitucci(bs) らによってジャコの書いた「Blow Fish Blues」と共に収録されています。 そして、CHA-CHAのデモ! これは存在確認できていません。 FUNK?と書かれている曲も謎です。 とにかく今リリースは収穫が多いものでした。 もちろんLPも購入。 まだまだJacoPastoriusの放つ謎は深まるばかりです…。 ___________________ ▶追記2014.9/24 ここで触れたジャコのMicrocosmが再アップされています。 残るはChaChaのデモ。 情報求む! ____________________ 【収録曲】 ◎CD 1. DONNA LEE 2. BALLOON SONG (12-TONE)* 3. PANS #1* 4. HAVONA/CONTINUUM 5. KURU* 6. CONTINUUM* 7. OPUS POCUS (PANS #2)* 8. TIME LAPSE* 9. BALLOON SONG (12-TONE) (Alternate) 10. TIME LAPSE (Alternate) 11. FORGOTTEN LOVE ◎LP Side 1: 1. BALLON SONG (12-TONE)* 2. PANS #1* 3. HAVONA/CONTINUUM Side 2: 1. KURU* 2. CONTINUUM* 3. OPUS POCUS (PANS #2)* 4. TIME LAPSE* *From original Criteria acetate. LP includes download of entire CD program
by orihararyouji
| 2014-04-30 16:27
| Jaco
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